県指定文化財　天然記念物

生態的に重要な植物群落
国道160号線の脇方のトンネルを抜けると再び海が開ける。目に入るものは立山連峰、虻ヶ島、臨海公園大境の洞窟のある岬、道路を直進すると、ここでそのまま海に入るのかと思うほど急に左に曲がる交通上の危険な個所でもある。
タブノキが大きく枝を海の方に伸ばし道路を覆うように張り出している。これが朝日社叢である。朝日神社の鳥居は、大栄寺（宗良親王で有名）と隣り合わせになっていて氷見方面から車で来ると見落としがちである。逆に大境方面からくると分かりやすいかも知れない。
この社叢は、北陸地方の生態学的に重要な植物群落で学会でも注目されている。

【参考文献】氷見の観光　氷見の指定文化財より