ブリジェクトX ~社長のブログ~

【商品開発物語】 縁起物として生まれた「ぶり茶漬け」


ブリを受験生に食べてほしい

なぜ売れないのか



ブリを受験生に食べてほしい
みなさん、お茶漬け好きですか?
国民食ともいえますよね。

いつ、どんなとき食べますか?

夕飯の最後に。夜食や朝食。
調子が悪いとき、
食欲があまりないときでもサラサラたべられますよね。

お気に入りの具材や食べ方がある人も多いのではないでしょうか。
そんなお茶漬けに、氷見ぶりを使ってみました。

ブリの季節は11月〜1月なので、ちょうど受験勉強の追い上げシーズンです。頑張っている人にエールを送れるような商品ができないだろうか?

魚は消化が良いので、夜食にも最適です。勉強でお腹がすいた時さらさらと食べられるような「お茶漬け」はどうだろう?
ブリは出世魚なので、縁起も良い。
資格取得に向けて、勉強している人にも喜んでもらえるだろう。

これはいい考えだと思い商品化したのですが、思ったようには売れません。


なぜ売れないのか
試行錯誤の始まりです。
まず、味のバリエーションを増やしました。
最初の「旨み味」1種類から、氷見特産の梅を使った「稲積梅(いなづみうめ)味」、大人も楽しめる「わさび味」の3種類にしてみたのです。

次に、ブリの切り身を小さくしてみました。サービスのつもりで、ブリの切り身を大きくしていたのですが、お茶漬けには小さめの切り身が食べやいようです。

そして、パッケージも変えてみました。
縁起物を強調するために、大きく「招福」「金運」「合格」などの文字を入れてみたのですが、これが賛否両論。
「ストレートすぎて恥ずかしい」、「贈り物にふさわしくない」という意見と「面白い」「金運のちょだい」などと、相反する意見がありました。
(現在デザインは変更となっております)


雑誌で紹介されて人気に
店内ポップやチラシでもPRしていたところ、ありがたいことに雑誌や、著名な方のブログで紹介していただけるようになり、今では「ぶりステーキ」「ぶり焼きほぐし」と共に、ゑびす屋を代表する商品となっています。


今後は、ご家族で楽しんでいただけるような瓶入りや、そのままご飯にかけて食べられるようなレトルトパックなども考えています。

笠井健司



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