【氷見ぶりとは】

早朝4時に出漁します。30分ほどで、定置網に到着し、1時間ほどかけ、ぶりを水揚げします。そして、30分かけ、氷見漁港に戻り、浜に水揚げします。
1尾づつ計量、多い時は5尾にて計量します。そして、6時10分頃から、セリに掛けます。

氷見ぶりのセリは、10kg以上のものは1尾づつ、10kg以下のものは5尾づつ、セリにかかることが多いのです。 ただ、漁が多くなってくると、30尾や50尾、中には、100尾単位で売られることも時々にあります。

氷見には、「活き〆ぶり」がありません。すべてが、「沖〆(野〆)のぶり」です。だから、魚そのものの品質管理から言えば、一流ではありません。
氷見寒ブリの活き〆ぶりを、なんとか作りたいものです。

氷見には、かわいい系の地元アイドルがいます!その名も、「寒ぶりっ娘」、歌えて踊れるアイドルです。
寒ブリにちなみ、うまく名前をつけたと感心します。毎年、オーディションをして、その鮮度を保っているのも、魚の町に大変合っている思います。

富山県では、ほとんどの魚が当日の朝採れ魚のため(通常、都会では、前日の魚がほとんどです。)刺身で食べられることがほとんどです。
そのため、ひと手間加えたぶり料理が少ないのです。

2013年11月13日(月曜日)に、氷見漁協から、「氷見寒ブリ宣言」が出され、セリにかかった6kg以上のぶりが、「氷見寒ブリ」として出荷できることになった。
実際、「氷見寒ブリ」とは何か?
氷見漁協が認める定置網で水揚げされた6kg以上のぶりで、氷見港でセリにかかったぶりのことを言います。
①それに脂があるか?
②氷見沖で獲れたかどうか?
などは、全く、関係ありません。

実際、「氷見寒ブリ宣言」とは、何か?
氷見漁協と、氷見魚商組合からなる認定委員が合議して、「寒ブリ宣言」を出します。もちろん、佐渡沖や能登沖でのぶりの漁獲情報も考慮に入れての判断です。
ただ、はたから見ていると、やはり、ぶりを高く売りたいという商業的な判断が多く見られます。

11月7日ぐらいから11月16日までは、実は、2つの定置網でしか、ぶりは水揚げされていませんでした。岸端大敷、白鳥大敷、隣同士の定置網です。
その他の定置網は、ほとんど水揚げはありませんでした。
でも、11月18日からは灘浦大敷、さざ波大敷と水揚げされる定置網も増えてきました。 さぁ、これからが、「ぶりの本番」です!!
本来は、一週間遅れの11月18日に「寒ブリ宣言」すべきだったと思います。

11月19日、仙台の鮨「仙一」さんから、ぶりの注文を頂きました。ここは、楽天イーグルスの「星野仙一監督」も行くという寿司屋です。(サンケイスポ-ツより)
今週に入り、ぶりの水揚げされる定置網が増え、脂も先週よりは格段にのってきていることもあり、ぶりの注文を受けました。
楽天の優勝パレードは11月24日(日)、これに合わせた形の注文なんだろうと思います。納得のいく良いぶりを送ろう!!

先週、「寒ブリ宣言」が出されてから価格が安いです。他の産地のぶりよりは高いが、「氷見寒ブリ」としては、安いほうだろう。
やはり、先週(2013年11月11日から)のぶりは、脂がイマイチなんだと思います。
でも、今週(2013年11月18日から)のぶりは、先週より脂の乗りは良さそうです。その割に価格も安いので、お買い得だと思います。

「ぶりは水深五十―七十メートルを泳ぐ。海面は荒れ模様でも、この程度の深さになると、ほとんど影響はない。ぶりが避難するのではなく、えさになる上層魚が避難するのを追って富山湾に入るのだ。」
漁師たちは、シケの多い北西風の多いとき、降雨少ないとし、七―九月に大暴風のあった年、ウネリの多い年は好漁。シケの少ないとき、南風の多いとき、大南風のあと数日間晴天の続くとき、降雨多く洪水の年、下り潮の多いときは不漁などと言います。これは長年の経験に基づくもので、それなりに根拠があるそうです。


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