【商品開発物語】 おつまみぶり旨味は氷見の思い出


氷見の思い出 懐かしいおばあちゃんの味

ふるさとの味が自分をつくる

”おつまみぶり”と名付けたわけ




氷見の思い出 懐かしいおばあちゃんの味
中学生の頃、学校から帰るとすぐに台所へ行って、わくわくしながら鍋のふたを開けた思い出があります。
私の祖母は、海鮮問屋を営んでおりましたので、魚はあたりまえのように食卓にありました。

その中でも、ぶりの煮付けは私の大好物でした。売り物にならない部位を鍋いっぱいに、甘辛~く煮込んで、家族全員で食べるのです。
いわゆる「ぶりのあら煮」なんですが、生姜の細切りと、ぶりの味がごろごろと煮込んであるのです。


ふるさとの味が自分をつくる
そんな祖母のつくるぶりの煮つけを、こっそりつまみ食いするのですが、少しの罪悪感がスパイスとなり、なんとも美味しいのです。
腹の部分は脂があって柔らかく、背の部分は魚の濃厚な味がします。特にカマの周りの身はとろりと甘く大好物でした。

これを食べさせてもらっていたおかげで、私の中にしっかりと「ふるさと氷見」の思い出が残っていました。

就職し、数々の転勤をし、どんな土地へ行っても、自分を見失うことなく、過ごしていけたのは、このふるさとの思い出があったお陰だと思います。


”おつまみぶり”と名付けたわけ
この商品に「おつまみぶり」と名付けたわけは、もちろん「お酒のおつまみにぴったりですよ」・・・という意味もあります。

そして、子供の頃に誰もがやってしまった”つまみ食い”(いや…私だけでしょうか?)の、わくわくドキドキした嬉しさを表現したかったからでもあります。

皆様にも、楽しんでいただけましたら幸いでございます。

おつまみぶりの商品についてはこちら⇒おつまみぶり商品ページ


笠井健司