【ぶりの生態】

富山の魚屋では、氷見産のぶりと佐渡、能登のぶりが区別して販売されています。
ぶりの味の違いは「海底から湧き出る河川伏流水」・「海溝深度千メ-トル級の冷水層あいがめ」によってだからと言われています。

10年ぐらい前に築地へ行ったとき、築地の仲買会社の番頭さんから、おもしろい話を聞きました。
能登半島を境にして、東と西のぶりでは、ぶりの脂の味が違うということです。つまり、西のぶりの脂は、苦みが強く、少し魚臭い。反面、東のぶりは、苦みの中に甘味があり魚臭くないということでした。
聞いたときは、脂の味が違うなんて同じぶりであり得ないと思っていました。最近の、ぶりの研究で、日本を回遊するぶりのル-トが分かってきました。
・1つは、東シナ海から、能登半島沖で回遊する群れ。
・2つは、東シナ海から、能登半島を超え、オホ-ツク海へ行き、また、東シナ海へ戻る群れ。
・3つ目は、能登沖にて、狭い範囲で回遊している群れ。
つまり能登沖を境にして、温かい海のエサを食べている群れと、寒い海のエサを食べている群れがあり、脂の味は、エサの違いからくるのだと初めて思い当たりました。

富山湾は東に能登半島・西の立山連峰の山々に囲まれているため、北東の風や南西の風に強いと言われています。
特に、冬は気圧配置の関係で北東の風が強くなり、日本中が大シケになることも多々あります。そんな時も、氷見港だけは地形に守られ、漁をすることができます。
氷見ぶりが、日本一のブランドとなったのも天候に比較的左右されない、漁場環境にあったのかも知れません。

ぶりは富山県民にとって、特に氷見市民にとって、一番身近な魚であるが、実は学術的な研究はほとんどされていません。
ある程度、研究されているのは(つまり、本や参考書があるものは)、
1.いわし
2.まぐろ
3.するめいか
4.さけ など
生態や栄養有効成分など、富山県が主体になり研究を進めるべき魚だと思います。

複雑な気象から気層が不安になり、雷鳴を伴う暴風雨が襲います。特に低気圧や寒冷前線が通過したり、北海道東方会場に低気圧が停滞するときに起こりますが、十一月下旬から十二月中旬にかけてが、このシーズンです。ぶりの富山湾回遊と時期が合い、富山県内ではこの荒れ模様を「ぶり起こし」と呼びます。
なかでも特異日と呼ばれるのが「ごまんさん荒れ」。御満座とは、親鸞聖人の御正忌の最終日で、十一月二十八日(大谷派)と一月十六日(本願寺派)がこの日に当たります。

富山湾に回遊してくる頃のぶりは、産卵期間だから脂がのっています。また氷見では定置網(テイチアミ)が盛んだが、この漁法は魚を生きたまま漁獲できるから、鮮度の良いぶりを食卓に届けることができます。それに、氷見の漁師は氷を大量に積んでいくなど、ぶりの扱いがうまいことも理由の一つです。
【参考文献】どうせ食うなら「ブランド魚」入門より

答えは富山湾の地形にあります。この外洋性内湾は沿岸部から急勾配で深くなり、水深千メートル以上にも及びます。海水は沿岸表層水の下層に対馬暖流系水が流れ込み、深さ三百メートル以上には水尾日℃以下の日本海固有水があります。こうした条件が魚のえさになるプランクトンを豊富に運んできます。そのうえ、能登半島が北西部に張り出し、回遊魚が入り込みやすい地形になっているのだから、これ以上ないほどの条件がととのっているのです。
【参考文献】どうせ食うなら「ブランド魚」入門より


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