天然記念物

＊堀田というところ＊
高岡から国道160号線を氷見に向かって走り、窪交差点で左折し、神代方面へ向かう。園地区を過ぎると、右手に大浦の運動公園が見えてくる。そこからしばらく、左側に窪台地、右手に水田地域を見て走る。
この広い水田地帯の中央には、仏生寺川と万尾川が流れており、耕地整理のなされていなかった十年程以前は、水はけの悪い軟弱な低湿地帯を作っていた。ここは昔、布施の湖といって、海が谷に深く侵入していた。今は、十二町潟として、わずかに入り海の名ごりをとどめているにすぎない。
大浦をすぎるとまもなく、両側に鶏舎がたくさん立ち並んでいるのが目につく。左側の鶏舎の後ろに、幅約10メートル、高さ約5メートルのがけが見える。そこが堀田の化石床である。

【参考文献】氷見の観光　氷見の文化財より